間質性膀胱炎になってしまったら

では、万が一間質性膀胱炎になってしまったら、どのような事に気をつけて生活をおくる必要があるのでしょうか。私の周りにいる、実際に間質性膀胱炎になってしまった方々は、薬や病院で受ける治療だけでなく、様々な事に気をつけながら工夫をして生活していらっしゃいます。その中でも一番効果があり、試みる価値があるといわれているのが、食事療法で、いくつか例をあげてみたいと思います。



■食事療法による症状の緩和

まず第一に、間質膀胱炎は原因不明といわれていますが、ある種の飲食物が原因になっていることも考えられており、そういったものを積極的に摂取しない食事制限をすることで、症状が改善されると考えられています。しかし、いまからあげるものは、一般的なもので、全ての方に当てはまるわけではない事を念頭に入れてください。また、極端な話、同じ人が同じものを食べても、疲れがたまっているときや、ストレスがあるときなどに取ると症状が変わってくるといったことも耳にしますので、自分はどうなのかということをしっかり考えたうえで、とにかく試して頂きたいと思います。 一般的に食べないほうがいいといわれている食品

■乳製品

牛乳やチーズなどの乳製品には、注意が必要だといわれています。特に牛乳よりもチーズなどの発酵や熟成されたものにはチラミンという物質が入っているため、あまり積極的な摂取はお勧めできないといえます。具体的にあげると、熟成チーズ、ヨーグルト、サワークリームなどがそれにあたり、牛乳や熟成していないチーズ、例えばモッツァレラチーズやクリームチーズなどは比較的安全ではないかといわれています。

■野菜

野菜といえば一見体によさそうですが、大豆やトマトなどは症状を悪化するといわれている食べ物の一つです。野菜や果実でいうと早熟の酸味のあるものが特に影響があるといわれ、大豆は加工品である豆腐や納豆にも注意が必要です。それから、たまねぎは生で食べるのは危険ですが、火を通せば少量なら食べても問題ないと考えられています。ちなみに青ねぎは大丈夫のようなので、ねぎは青ねぎを使うようにしたほうが良いでしょう。 その他に枝豆やソラマメ、アボガドなどもあまりお勧めできない野菜になっています。

■果物

果物に関しても、野菜と同じで、酸味の強いものはあまり良くないといわれており、一般的に食されているほとんどの果物がそれにあたります。具体的にはみかんやグレープフルーツ、りんごや苺、バナナ、ぶどう、もも、パイナップルもよろしくないと考えられています。食べても問題ないとされているのは梨やブルーベリー、それからプリンスメロン以外のメロンでしたら大丈夫のようです。

■炭水化物

基本的にお米やパンなどの穀物やイモ類などの炭水化物は、食べても大丈夫といわれていますが、一部サワードパンなどの製造過程が問題になっているものはありますが、日本ではあまり見られないものなので、普通のスーパーにうっているようなパンであれば、特に摂取に問題はないと思われます。

■肉や魚

肉や魚に関しても、加工品でなければ問題はないと考えられていますが、酢漬けや塩づけ、マリネなどは危険で、発酵食品や熟成したものも積極的にとらないようにしてみてください。また、たらこやスジコ、キャビアやニシンなどの魚卵系、それからサンマやサバ、アジなどの青魚、マグロやカツオの赤身、はまちやブリ、それからツナなども食べすぎには注意がひつような食品といわれています。

■飲み物

先ほど言ったように果物の果汁が入った飲み物は避けたほうが良いでしょう。それから、アルコールや炭酸飲料、カフェインを多く含んだものなどもNGとされている飲み物です。アルコールの中では特に、ビールやワインの中に、膀胱炎の症状を引き起こす原因とされているヒスタミンが多く含まれているため摂取は危険とされています。そのため、料理酒なども使用する場合は、酸味の弱いものを選ぶ必要があると考えられます。カフェインも原因になりかねないと考えられているため、紅茶やコーヒー、それから日本茶なども、摂取に気をつける必要がある飲み物といえます。

■その他の食品や嗜好品

上記以外にも、タバコやジャンクフード、ナッツ類、ピーナッツバターやチョコレート、それから、酢やしょうゆ、マヨネーズやケチャップ、マスタード、後は梅干なども、現在好んで食べている方は、摂取を控えてみるのも、症状を軽くするために試す価値のあるものだといえるでしょう。このように、実際に上げてみるとかなりの種類があることがわかりますが、最初に言ったとおり、全ての人に当てはまるわけではなく、今あげたなかのものでも、少量なら大丈夫、または全く平気という方もいらっしゃいます。どうしても食べたいものがあるのであれば、自身で試しながら考えていく必要がありますし、過敏になってストレスを溜め込むこともよくありません。自分に合った食品を見つけ出すためにはでは、どのように自分にとっての食べても良い食品と食べてはいけない食品を見抜けばよいのでしょうか。その方法としてお勧めなのが、一度、一般的に完成膀胱炎の方は食べないほうが良いとされている食品を、全て絶ちます。それから一つずつ時間を空けながら品目を戻していくというものです。この経過を自分で気定める事によって、もしあわないものを食べてしまったときの症状は、摂取から約半日ごろにはでてくるといわれているので、今後は摂取を控えるべきといえる食品で、何もなければ量を少しずつ増やしていくことができるからです。このように、自分の食事日記のようなものをつけてみるのも、食べられるもの、食べられないものの選定には大切な事だといえるのではないでしょうか。

■ストレスとの関係

間質性膀胱炎とストレスは深い関係にあると言えますが、これはストレスが原因で病気になることもそうですが、膀胱炎という病気自体がストレスになりうる症状をたくさん持っているという意味でも、非常に関係性が強いものです。夜中に尿意で何度も起こされたり、原因が良くわからず、どうしたら治るのかという不安、それから食事制限によるストレスなど、膀胱炎によって様々な精神的苦痛を感じていらっしゃる方は大勢いらっしゃると思います。ですが、気持ちが不健康であれば、病気が回復する経緯にも影響してしまいかねませんので、ストレスの解消は意識的に心がけたほうがよいでしょう。方法は運動やストレッチ、マッサージや入浴など様々なものがありますが、自分にとって心からリラックスできる時間を作り、また家族やパートナー、友人などの周りの理解や支えなども、当人にとっては、病状の改善に大きな力になります。ですからここをご覧の方で、もしまわりに防応援で苦しんでいる方がいらっしゃるならば、膀胱炎という病気を理解したうえで、積極的に治療の手助けをしていただけたらと思います。